玉那覇 有公/玉那覇紅型工房たまなは ゆうこう人間国宝
琉球紅型
昭和11年(1936年)沖縄県・石垣島生まれ。
学校卒業後は鉄工所で働いていたが、紅型の城間家14代、栄喜氏の一人娘である道子氏と結婚したのち、義父の工房に入り琉球紅型を学び始める。図案から型紙彫りを極め、すべての工程に精通し、やがて妻の道子氏と工房を開設。
義父の栄喜氏が染めていた両面染めを紅型で唯一取り入れており、二枚異型という独自の技法を考案。
平成8年(1996年)には「紅型」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。