お知らせ・ブログ

あや工房さんから首里花織が届きました

2025.05.19

こんにちは

宮原紬株式会社です。

首里織のあや工房さんから首里花織が届きました!

 

 

深みのある藍色、若葉のような緑色、淡い空色を織り交ぜた美しい格子柄が特徴の首里花織です。

光の加減で浮かび上がる花織の立体感が、見る人の目を惹きつけます。

 

着用季節

単衣仕立:5~6月・9~10月

袷仕立て:10月~5月

 

コーディネート

白地や生成りの帯と合わせると格子の彩りを引き立てつつ、清楚で品格ある装いになります。

薄藤やグレー系の帯と合わせると落ち着いたトーンで、より大人の気品を演出します。

 

首里織について

沖縄県の伝統的な絣織物、紋織物の総称。14〜15世紀、琉球王朝時代に中国や東南アジアの諸外国から様々な文化が伝わり、染色技術が王国の首都である首里で、庶民・商人用の絣、献上布・士族以上が着用する花織などが多く生産されるようになったとされている。
今でも500年以上前の伝統技法が受け継がれ、気候や風土によって多種多様な首里織物がつくられている。首里織には、花織・花倉織・道頓織(ドートン織・ロートン織)・ミンサーなどがあり、技法によって分類される。絹や木綿、麻糸を原材料にし、自生する植物染料で染色、手織りする全ての工程を、基本的には一人で制作している。

 

あや工房について

首里織で名高い大城志津子氏に師事、同学の米須幸代氏・新垣みどり氏が開設した沖縄県の首里織物工房「あや工房」。この工房では、自生する天然の染料で糸を染め上げ、天日干しでの退色と染色を繰り返し手間をかけてつくられる。

Pagetop